木を伐採したり、枝を切ったりすると、廃棄物として枝葉が出ます。㈱小池組では、事業に伴って出されるこれらの枝葉を有効利用かつ完全リサイクルするために、一般廃棄物の収集運搬と処理の許可を取り、自社で枝葉チップ化処理を行っています。
枝葉チップは枝や葉をチップにしたもので、大きさは約15mmです。㈱小池組では農業法人に無償で譲り渡すほか、自社でもこれを原料とした堆肥(腐葉土)を製作しています。また、ドッグランや庭に敷くなど、希望される方に無償で差し上げて、好評をいただいています。
チップ化作業は定期的に行われますので、生産されたチップはだんだん貯まります。今日はこのチップを北杜市武川町にある堆肥化作業ヤードに運搬する作業を行いました。ホイールローダー(写真の機械です)を使って、4tダンプトラックに積載し、堆肥化作業ヤードに運びました。今日一日で14台運びました。
堆肥化作業ヤードでは、チップを定期的に撹拌することによって発酵を促進させます。年末ころには枝葉チップ堆肥として使えるようになるでしょう。この枝葉チップ堆肥は微生物の増加、団粒構造、保水などの効果が期待でき、有機栽培には最適です。堆肥化する経過は順次このブログに掲載する予定です。