富岡で緊急倒木処理

伐採のこと

停滞前線の影響で雨が降り続いています。北杜市白州町や武川町でも高齢者等避難情報が出されました。今日時点で白州町大坊では累加雨量300mm程度になっています。

木が倒れる原因はいろいろありますが、風で倒れるよりも雨で倒れることのほうが以外にも多いです。

今日はまだお盆休み中でしたが、午前中に連絡が入りました。緊急倒木処理です。場所は日の春駅から武川におりる通称「野猿返しの坂」です。現地を確認すると、すでに県道は封鎖されており一般車両の通行はありません。対象木はすぐにわかりました。斜面に生えたニセアカシアでした。ニセアカシアは先駆的な生命力が強く、河川敷きやがけ地などにも生えます。しかし生育条件が厳しいため倒れることも多い木です。県道が通行止めの状態ですので、早急に対応する必要があり、急遽従業員へ連絡し、またラフテレーンクレーンを手配しました。その結果、必要な人員とクレーンが確保できたことから、13時より作業開始となりました。

県道横手日野春停車場線の封鎖
作業中

電線に左側からニセアカシアが倒れてしまっています。東京電力、関電工、県道維持の道村建設さまの立ち合いのもと作業開始です。クレーンはいつもの㈱八ヶ岳自動車工業さまです。木を吊らせたら地域ナンバーワンです。

作業中

電線をまず防護し感電対策を施します。続いてクレーンで吊っておいて、上部の電線との接触部分を少しずつ切っていきます。しかしこういったがけ地に生えた木が倒木した場合根元が崩れたりする恐れもあるので十分な注意が必要です。

幹を吊り降ろし

がけ地の木であり、根元が折れてしまっているようなので、急遽2点吊りとして、水平の状態のまま吊り降ろしました。倒木処理は臨機応変な対応が求められます。

2時間ほどで無事処理を完了し、道村建設さまにバリケードの撤去をお願いして、作業終了です。

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