蕪の桜並木で伐採

北杜市長坂町蕪(かぶら)地区の桜並木は、約40年ほど前に植えられたソメイヨシノで、近年牧場の解放感と南アルプスのロケーションと相まって人気のサクラスポットとなっています。しかし、近年枯れ枝やテングス病(天狗巣病)が多くなり、㈱小池組が「蕪の桜並木と景観を守る会(土屋昌則会長)」からの委託を受けて、毎年保守管理を行っています。その効果はてきめんで、並木全体が若返ったように見えます。

しかし、枯れが進行してしまい、延命が困難と判断した木については、残念ながら根切りとすることもあります。8/5に直径40cm程度の3本の幹に分かれた株を伐採しました。

施工前です。右側半分がほとんど枯れてしまいました。道路の上に伸びていることから通行する車両に枝が落下する恐れがありました。

作業中です。道路や電線、牧草畑があるので、高所作業車を使って慎重に伐採です。

施工後です。道路に倒れる心配がなくなり、安心です。

たくさんの薪の材料ができました。

土屋会長はじめ、会のみなさんが総動員で片付けです。地域の貴重な資源を保全管理していくためには、地域のみなさんの地道な努力と、それを理解する周囲の環境が必要ですね。

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